埼玉新聞

 

男性死亡…首を切られる 包丁で襲ったアパート隣人の男、切った直後に自分で通報 搬送された男性、病院で息を引き取る 男を鑑定留置 警官が急行すると自宅にいた男「首を切った」

  • 【地図】川口市

    さいたま地検、容疑の男を鑑定留置 隣人男性を殺害=川口市

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 アパートの隣人男性を包丁で切り付けて殺害したとして、殺人容疑で送検された男(61)について、さいたま地検は1日、鑑定留置に入ったと明らかにした。

 地検によると、期間は9月27日から約3カ月間。男は9月10日、川口市の自宅アパート敷地内で、男性=当時(62)=の首を刃物で切り付け殺害しようとしたとして、殺人未遂容疑で逮捕された。男性は搬送先の病院で死亡が確認され、県警は容疑を殺人に切り替えて送検していた。

■「首を切った」と110番(以下、初報記事)

 同じアパートの隣人男性を包丁で切り付けるなどして殺害しようとしたとして、埼玉県警川口署は9月10日、殺人未遂の疑いで、川口市柳根町、無職の男(61)を現行犯逮捕した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。容疑を認めており、署は殺人容疑に切り替えて捜査する。

 逮捕容疑は10日午後5時20分ごろ、同町地内のアパート敷地内で、このアパートに住む無職の男性(62)の首を刃物で切り付けるなどして、殺害しようとした疑い。

 同署によると、犯行直後に男が「男の首を切った」と110番。駆け付けた警察官が自宅にいた男に事情を聴いたところ、犯行を認めた。自宅からは犯行に使用したとみられる包丁が押収された。男と被害者男性の部屋は隣室だという。署は動機などを詳しく調べている。
 

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