マラソン・川内優輝選手、埼玉応援団入り 県庁で入団式、新たな活躍誓う 中高生らに講演する考えも
2019/04/20/00:00
3月に県庁を退職し、今月からプロランナーに転向した川内優輝選手(32)=あいおいニッセイ同和損害保険=が、県の魅力を全国に発信する「埼玉応援団(コバトン倶楽部)」に入団した。県庁で19日、入団式が行われ、川内選手は「自己ベストを更新し、最低でも2時間7分台を出したい」と力を込めた。
上田清司知事を訪れた川内選手は「埼玉は設楽(悠太)選手ら強い選手がたくさんいるので、私も負けないように頑張りたい」と伝えた。川内選手は「マラソンの奥深さや楽しさを伝え、自分の可能性や世界が広がる方法を考えるきっかけを提供したい」と語り、中高生らに講演を行いたいとする考えも示した。
上田知事は「(時間の)縛りがないので好きな大会に参加できる。レースをしっかり選んで、良い成果を出していただけるんじゃないかと思う」と活躍を期待した。
川内選手の入団で、埼玉応援団のメンバーは24組26人となった。