下半身を露出した会社員、着ていたのは高校生のユニホームだった…逮捕 使い古したもの盗み「使いたくて」
2021/11/10/00:00
志木市の河川敷で下半身を露出したとして、公然わいせつ容疑で会社員の男が逮捕された事件で、犯行に使用する目的で高校野球のユニホームなどを盗んだとして、県警生活安全総務課と朝霞署は9日、窃盗の疑いで、東京都中野区野方6丁目、会社員の男(52)を再逮捕した。
男は容疑を認め、「公然わいせつの犯行に使いたかった」と供述しているという。県内では野球やサッカーのユニホームを着た男が男子中高生に対して下半身を露出する事件が複数確認されており、県警が関連を調べている。
再逮捕容疑は2018年9月23日午後6時ごろ、久喜市内のグラウンドで、男子高校生の野球ユニホームや現金7千円などが入ったバッグ(時価計2万4千円相当)を盗んだ疑い。
同課によると、男の自宅や借りていたトランクルームを家宅捜索したところ、野球などのユニホームが約20点見つかり、うち1点が今回の被害品だった。他に野球のアンダーシャツやサッカーのユニホームも見つかっているという。
県警は9月29日、公然わいせつ容疑で、男を逮捕。10月29日には他2件の同容疑で追送検するなどしていた。
見つかったユニホームなどはいずれも使い古されたもので、県警は盗品もあるとみて余罪を調べる。