埼玉新聞

 

大宮駅で埼玉みやげ・観光フェア、春に初開催 県内各地の地酒、スイーツなど県産品PR 21日まで

  • JR大宮駅西口イベントスペースで始まった「春の埼玉みやげ・観光フェア2019」=19日午後、さいたま市大宮区

 県内の名品を集めた「春の埼玉みやげ・観光フェア2019」が19日、さいたま市大宮区のJR大宮駅西口イベントスペースで始まった。県内各地から14の企業・団体が出店し、自慢の地酒、スイーツなどをPRしている。駅利用客が立ち寄り、試食をしたり、出展者から商品の説明を受けながら、買い物を楽しんでいる。21日午後7時まで。

 県物産観光協会主催で、春に開催するのは初めて。本格的な行楽シーズンを前に県内最大の乗降客数を誇る同駅で、県産品をPRするのが目的。今秋の熊谷市でのラグビーワールドカップ(W杯)開催や、映画「翔んで埼玉」のヒットなどで、県内への注目度が高まっている点も背景にある。

 出店は、地酒3社、狭山茶2社、菓子類5社など。地酒では熊谷市の権田酒造が市内で生産した酒米「さけ武蔵」で作った純米大吟醸などを販売。菓子類の草加せんべいを扱う東彰(八潮市)や和菓子の五家宝を製造する武蔵屋本店(加須市)などが利用者の注目を集めている。

 主催した同協会の永井真人外商一課長は「埼玉への関心が高まっている。これに連動する形で、県産品の認知度を高め消費につなげていきたい」と話している。

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