自民党の江崎鉄磨元沖縄北方担当相(81)=衆院愛知10区=が27日投開票の衆院選に不出馬の意向を固めたことが5日、分かった。党愛知県連の丹羽秀樹会長が5日、名古屋市内で記者団の取材に明らかにした。
江崎氏は1993年衆院選で初当選し、当選8回。沖縄北方担当相のほか、国土交通副大臣や党総務会長代理などを務めた。丹羽氏によると、既に党幹部へ不出馬の意向が伝達されている。県連は10区の候補者選定を急ぐ方針。
10区は、立憲民主党の藤原規真氏(46)、日本維新の会の杉本和巳氏(64)が出馬を予定している。