電話して…ATMに着いたら 市役所との電話だと信じた女性が詐欺被害 その後、すぐ不審に思ったがすでに
2021/11/10/00:00
越谷署は9日、越谷市の無職女性(75)が特殊詐欺で現金約157万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、10月20日午前9時10分ごろから数回、女性方に市役所職員を名乗る男らから「医療費の還付金がある」「申請書がなくても現金自動預払機(ATM)で手続きをすればお金が戻ります」「ATMの前に着いたら電話してください」などと電話があった。
信じた女性は、同日午前9時55分ごろから16回にわたり、市内の金融機関で、金融機関職員を名乗る男の指示通りにATMを操作し、指定口座に現金計約157万円を振り込んだ。
その後、不審に思った女性が銀行の窓口に相談をして詐欺と判明。同日午前10時40分ごろ、銀行から同署に通報があった。