東京都と埼玉県の連続強盗事件で、同県所沢市の事件で逮捕された実行役とみられる佐藤聖峻容疑者（２４）が、同じ事件で現場から逃走し公開手配されている森田梨公哉容疑者（２４）と、東京都国分寺市の事件を「一緒にやった」と供述していることが５日、捜査関係者への取材で分かった。埼玉県警と警視庁は経緯を調べる。

　捜査関係者によると、国分寺市の事件は当初４～５人が住宅に侵入したとみられていたが、現場の状況などから両容疑者の計２人だった疑いがある。現場周辺の防犯カメラの映像などから、２台の車が使われ、両容疑者がそれぞれの車を運転していたとみられる。この２台は所沢市の事件でも使われたという。