埼玉新聞

 

関東屈指の規模!こうのす花火大会、2万発の花火が夜空彩る 圧巻の四尺玉、「最大の打ち上げ花火」でギネス世界記録 尺玉連発、打ち上げ数日本一のスターマインも人気集める

  • こうのす花火大会で次々に打ち上げられる大輪の華

    こうのす花火大会で次々に打ち上げられる大輪の華=5日夜、鴻巣市糠田の糠田運動場

  • こうのす花火大会で次々に打ち上げられる大輪の華

 鴻巣市商工会青年部主催の「第21回こうのす花火大会」が5日夜、同市糠田の糠田運動場で開かれ、約2万発の花火が夜空を彩った。見どころは尺玉300連発と圧巻の四尺玉。関東屈指の規模で、盛り上がった。

 花火大会は、地域の商工業の発展と子どもたちに夢や希望を与えることを目的に2002年から行っている。企画から運営、協賛金集め、設置や終了後の清掃など全てを同商工会青年部が担っている。

 四尺玉は「最大の打ち上げ花火」として2013年にギネス世界記録に認定されている。1分間当たりの尺玉以上の花火の打ち上げ数日本一のスターマイン「鳳凰(おおとり)乱舞」も大会の特徴で、人気を集めている。

 実行委員長の兼杉拓馬さん(38)は「大会は、商工会青年部の文字通り『手作り』。地域の皆さんと協力してつくり上げている。設営用のシート作りは今回、地元の中学生が手伝ってくれた。有志の協力もある」と感謝する。

 同市は今年、市制施行70周年を迎えた。記念すべき年を大会で祝った。

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