埼玉新聞

 

女性宅を訪れた男は2人…20代くらいで髪は肩までの長さ 2人目は20代前半、小太りで丸顔 黒のリュックを背負い、現金受け取りに来た さいたまで現金1550万円手渡す被害

  • 【地図】さいたま市中央区

    特殊詐欺、82歳女性が現金1550万円被害=中央区

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 浦和西署は2日、さいたま市中央区の無職女性(82)が現金1550万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、9月9日午前10時ごろから数回、女性方に長男を名乗る男らから「リュックサックを電車に置き忘れた」「リュックサックの中に会社の取引に必要な書類やキャッシュカードも入っていた」などと電話があった。信じた女性は同日から12日までの間、4回にわたり、自宅を訪れた長男の会社の後輩を装う男らに現金計1550万円を手渡した。長男を名乗る男から電話で「13日までに金を返す」と聞いていたが、同15日まで連絡がなかった。不審に思った女性は長男に電話をし、被害に気付いた。同日午後6時45分ごろ、女性が同署に詐欺に遭った旨の相談をした。

 現金を受け取りに来た男は2人いるという。1人目は20代くらいで、身長約165センチの痩せ形、髪は肩までの長さ。黒い襟のシャツ、黒色のズボン、黒色のリュックを背負っていた。2人目は20代前半で、身長約160センチ、小太りで丸顔、黒髪の短髪。半袖のTシャツに長ズボン、黒色のリュックを背負っていた。

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