自民党は7日夜、衆院選に向けた全国幹事長会議を党本部で開いた。石破茂首相(党総裁)は、衆院選での裏金議員公認対応に関し「どうすればわが党が勝てるかを判断した。政治資金問題に対する批判は私どもが思っているよりはるかに強い」と理解を要請した。
各都道府県連幹部がリモート形式で参加した。
首相は6日、政治資金収支報告書に不記載があった裏金議員らを原則公認した上で、比例代表への重複立候補を認めない方針を表明。非公認の対象も、4月の党処分で「選挙での非公認」より重かった旧安倍派幹部だけでなく、より軽い処分を受けた一部議員にも広げた。