寄居町は3日、がん患者支援に関する補助金制度を新設し、治療に伴う外見変化に起因する苦痛を軽減する「アピアランスケア」の用品購入補助金制度と若年がん患者在宅療養支援事業を開始したと発表した。
同補助金はウィッグや乳房補正具が対象で、補助金額はそれぞれ上限3万円。同支援事業は若年世代の末期がん患者の在宅療養生活に要する費用の一部を補助するもの。補助金額は訪問介護サービス、訪問入浴介護サービス、福祉用具貸与がサービス利用料の9割(1カ月当たり上限7万2千円)、福祉用具購入は購入費用の9割(上限9万円)、意見書作成費用が上限5千円。