埼玉新聞

 

「熊野」ネタの落語会 世界遺産登録20年で

  •  那智の滝をバックに落語会をアピールする(左から)桂枝曾丸さん、桂坊枝さん、熊野家三九郎さん=9月、和歌山県那智勝浦町

     那智の滝をバックに落語会をアピールする(左から)桂枝曾丸さん、桂坊枝さん、熊野家三九郎さん=9月、和歌山県那智勝浦町

  •  那智の滝をバックに落語会をアピールする(左から)桂枝曾丸さん、桂坊枝さん、熊野家三九郎さん=9月、和歌山県那智勝浦町

 熊野古道で知られる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録から20年を記念し、熊野をネタにした落語会が11月23日、和歌山県那智勝浦町の青岸渡寺で開かれる。那智の滝が望める同寺の信徒会館で、登録の年に五代目桂文枝さん(2005年死去)が残した創作落語「熊野詣」などが披露される。

 熊野詣は五代目の弟子桂枝曾丸さん(56)が披露。熊野信仰に関連する古典落語「三枚起請」を桂坊枝さん(64)が演じる。

 枝曾丸さんは「聖地で演じさせていただくのは夢のよう。落語を通じて熊野の素晴らしさを伝えたい」と話している。

 当日は午後2時半~4時45分開催で、入場料2千円。

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