埼玉新聞

 

暴力団員であると隠し、給付金だまし取る 容疑で男を送検 個人事業者装い、電子申請行う/埼玉・上尾署

  • 給付金を詐取した疑い、暴力団の男を送検=上尾市

 上尾署は16日までに、詐欺の疑いで、上尾市柏座3丁目、指定暴力団住吉会傘下組織組員の自営業の男(53)を逮捕、さいたま地検に送検した。

 送検容疑は、中小企業庁が実施する「家賃支援給付金」について、暴力団員であることを隠して給付要件を満たす個人事業者であるかのように装い、自身名義の口座に現金約33万円を入金させてだまし取った疑い。

 同署によると、男は2020年12月4日から同月9日までの間にインターネットを通じて給付金の電子申請を行った。男は「暴力団であることを隠して給付金をだまし取りました」と容疑を認めているという。

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