埼玉新聞

 

女子中学生2人に体液かける…わいせつ行為した疑い、男を再逮捕 夕方の商業施設、通路のいすに座り会話していた2人被害 容疑認める35歳「気持ち抑えられずやった 詳しくは思い出せない」

  • 【ちなみ】パトカー1=事件事故イメージ

 埼玉県警捜査1課と越谷署は9日、2020年7月に越谷市内の商業施設で女子中学生2人に体液をかけたとして、強制わいせつの疑いで、中国籍の千葉県松戸市、建築作業員の男(35)=入管難民法違反罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は20年7月19日午後5時55分ごろ、越谷市の商業施設の通路で、いすに座り会話していた県内に住む当時10代の女子中学生2人に背後から近づき、体液をかけるわいせつな行為をした疑い。

 県警は23年10月29日、アパート契約で川口市内の不動産会社に偽造の在留カードを提示したとして、今年8月26日、男を偽造有印公文書行使の疑いで逮捕。取り調べや防犯カメラの捜査などから強制わいせつ事件の犯行を特定した。「女性に近づき、体液をかけたことはあったが、時期など詳しくは思い出せない。自分の気持ちが抑えられなくなり、やりました」と容疑を認めているという。

 同課によると、県内では同様の手口の事件が数件起きている。県警は関連性を慎重に捜査する。

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