衆院東京15区からの立候補に意欲を示していた元自民党衆院議員の秋元司氏(52)は10日、東京都内で記者会見し、不出馬を表明した。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で実刑判決を受け上告中で「最高裁で棄却されれば収監される立場だ。出馬すれば自民候補と戦わなければならず、地域の中に混乱が生じてしまう」と説明した。
一方、いずれも新人の会社役員佐藤衛二氏(50)が東京29区に、起業家三井健氏(61)が東京30区にそれぞれ立候補すると明らかにした。佐藤氏は無所属で、三井氏はみんなでつくる党から出馬する意向を示している。