よろい姿の馬形埴輪初確認 岩戸山古墳出土破片で判明
2024/10/11/18:07
古墳時代最大の内戦「磐井の乱」の中心だった豪族筑紫君磐井の墓とされる岩戸山古墳(福岡県八女市)で出土した埴輪の破片が、よろいを付けた馬形埴輪の一部だったことが県立九州歴史資料館(同県小郡市)の調査で11日までに分かった。よろいを付けた馬形埴輪が確認されたのは全国初という。韓国・新羅の遺跡では馬のよろい「馬甲」が見つかっており、磐井に対する新羅の影響がうかがえる。