埼玉新聞

 

治安維持 第一線で奮闘 3氏が受章/埼玉県民の警察官表彰式

  • 「第47回埼玉県民の警察官表彰」の受章者ら=10日午後、さいたま市浦和区の埼玉会館

    「第47回埼玉県民の警察官表彰」の受章者ら=10日午後、さいたま市浦和区の埼玉会館

  • 「第47回埼玉県民の警察官表彰」の受章者ら=10日午後、さいたま市浦和区の埼玉会館

 県民の安全を守るため、治安維持の第一線で奮闘している警察官を表彰する「第47回埼玉県民の警察官表彰」の表彰式が10日、さいたま市浦和区で開かれた。受章した3人の警察官は支えてくれた同僚や家族への感謝を口にした。

 受章したのは東松山署刑事課鑑識係長の細谷浩紀警部補(55)、狭山署警務課警務係長の小野寺建憲警部補(55)、春日部署刑事課強行犯係長の光吉純一警部補(57)。

 細谷警部補は刑事部門に29年従事。鑑識業務で初動警察活動を支えてきた。表彰式で「上司や同僚、家族に支えられてきた。今後は後輩や部下に良いアドバイスをしていきたい」と話した。

 小野寺警部補は交通警察での経歴が長く、悪質交通違反者の取り締まりに力を入れてきた。今では署内から県民の安全を思い、企画にいそしむ。「自分の企画したものが成功すると達成感がある。警察官の方々には健康第一で頑張ってほしい」と述べた。

 光吉警部補は刑事部門を中心に、多くの重要事件で容疑者を摘発してきた。受章に「身が引き締まる思い。忙しかったが、家族や同僚たちの力添えで乗り越えてきた」と警察官人生を振り返った。

 来賓の大野元裕知事は「地域の安全のために危険で困難な業務を果たしていることを心強く思う。県民から親しまれる『埼玉県民の警察官』として活躍してほしい」と祝辞を述べた。

 県警の上條浩一総務部長は「今後も受章者が他の警察官のかがみとなり、精励されることを期待している」と鈴木基之本部長のあいさつを代読した。

 ◇

 第47回埼玉県民の警察官表彰式の主催、後援、特別協賛、協賛は次の通り。

【主催】埼玉新聞社

【後援】埼玉県、県議会、県市長会、県町村会、県商工会議所連合会、県経営者協会、埼玉経済同友会、テレビ埼玉、FM NACK5

【特別協賛】NTT東日本埼玉事業部、絆の里、埼玉りそな銀行、NEXCO東日本関東支社、ハイデイ日高、武州ガス、ポラスグループ、武蔵野銀行、メモリード

【協賛】釜屋、埼玉県警察官友の会、サッポロビール首都圏本部埼玉支社、清水園、大正製薬、髙島屋大宮店、東京ガス埼玉支社、武州めん

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