埼玉新聞

 

ポインセチア、生産者が太鼓判「色ののり良い」 クリスマスシーズンを色鮮やかに 埼玉・入間で出荷始まる

  • 真っ赤に色づき、出荷を待つポインセチア=18日午前、入間市寺竹

 クリスマスシーズンを色鮮やかに飾る観葉植物ポインセチアの出荷が入間市で始まっている。

 同市寺竹でポインセチアを生産している篠園芸では、赤やピンクなど濃淡さまざまな約10種類、約6万鉢のポインセチアを育てている。出荷作業はこれからピークを迎え、来月20日ごろまで出荷は続く。多い日で2千~3千鉢が都内や県内の市場に出荷される。

 生産者の篠孝幸さん(49)は「今年は8月後半に寒い時期があったため成長が遅れていたが、10月に入ってからは晴天が続きしっかり伸びてくれた。色ののりも良い」と太鼓判を押した。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響などから商業施設やホテルなどの装飾需要がほぼなかった一方、家庭で楽しもうと小さめのサイズの需要が高まったという。篠さんは「今年は商業施設などの問い合わせも増えていて、需要も少しずつ戻っている」と話していた。

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