草加署は20日、草加市の無職女性(79)が還付金詐欺で、現金約50万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、16日午後2時ごろから数回、女性方に市役所職員などを名乗る男から「病院に支払ったお金が戻ってきます」「期限が9月末までですが、間に合います」などと電話があった。信じた女性は20日午前10時5分ごろから5回にわたり、同市内の金融機関現金自動預払機(ATM)で、金融機関職員を名乗る男の指示通りにATMを操作し、指定口座に現金計約50万円を振り込んだ。
別の女性が不審に感じて近くの交番を訪れ、駆け付けた警察官が被害を確認した。