12日の日本記者クラブ討論会に社民、参政両党の党首は動画で出演し、衆院選に向けた決意を表明した。社民の福島瑞穂党首は、介護報酬の引き上げや大学授業料の無償化を掲げ「憲法を守る社民が国会に必要だ」と訴えた。参政の神谷宗幣代表は「日本の衰退を止めなければいけない」と述べ、積極財政と減税で経済の力を取り戻すと主張した。
記者クラブ側は討論会を巡り、政党要件である(1)国会議員が5人以上(2)直近の国政選挙での得票率が2%以上―の両方を満たす政党に出席を要請したと説明した。
参政党はこれに対し「少数政党の排除」だとして抗議声明を発表した。