越谷署は20日、越谷市の無職男性(80)が還付金詐欺で、現金約98万7千円をだまし取られたと発表した。
同署によると、20日午前10時45分ごろから数回、男性方に市役所職員などを名乗る男から「医療費の返還があります」「申請書発行のためにATM(現金自動預払機)を操作する必要があります」などと電話があった。信じた男性は同日午後0時45分ごろ、同市内の金融機関ATMコーナーで、金融機関職員を名乗る男の指示通りにATMを操作し、指定口座に現金約98万7千円を振り込んだ。
男性は明細書を見て被害に気付き、帰宅して家族と相談して、同日午後1時5分すぎ、110番した。