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生成AI「規制を」6割 著作権侵害や偽情報懸念

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 公益財団法人「新聞通信調査会」は12日、メディアに関する全国世論調査の結果を公表した。世界的に急速に普及する生成人工知能(AI)について「著作権侵害などの悪影響を排除するため、政府は規制を強化すべきだ」と答えた人が59・7%に上り、「規制を最小限にとどめるべきだ」の19・1%を大きく上回った。生成AIの利用者は14・1%で、18~19歳では48・6%が「使っている」とした。

 記者ではなく、生成AIがニュース記事を作成することには、「人の判断が入らず、フェイクニュースがまぎれ込む危険がある」(48・9%)、「記事の責任の所在があいまいになる」(44・5%)と否定的な意見を持つ人が多かった。生成AIで作成されたフェイクニュースにだまされない自信があるかを尋ねると「自信がない」が87・9%を占めた。

 100点満点でメディア別の信頼度を評価してもらったところ、NHKテレビが66・7点が首位だった。新聞65・9点、民放テレビ60・4点、ラジオ54・1点、インターネット48・5点と続いた。

 調査は7~8月、住民基本台帳から抽出した全国の18歳以上、5千人を対象に実施。2906人が回答した。

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