埼玉新聞

 

水面に映える紅葉が見頃に 岩畳や周辺の木々、京都・嵐山に似た景観 埼玉・嵐山渓谷でハイカーら景色楽む

  • 飛び石を渡りながら、色づき始めた嵐山渓谷の紅葉を楽しむ観光客ら=嵐山町鎌形

 嵐山町の嵐山渓谷でコナラやクヌギなどが紅葉を迎え、行楽客やハイカーらが訪れている。

 嵐山渓谷は、槻川の岩畳と清流、周辺の木々が織り成す景観が京都・嵐山に似ていることから林学者の本多静六が「これは武蔵嵐山だ」と言ったとされる名所。

 関係者によると、紅葉の見頃は今週末ごろ。行楽客らは川に設置された飛び石を渡り、紅葉と共に自らの姿を水面に映しながら「秋色」の景色を楽しんでいる。

 周辺は遊歩道や展望台などが整備されている。問い合わせは、同町観光協会(電話0493・81・4511)へ。

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