埼玉新聞

 

J3大宮アルディージャ、1年でのJ2復帰を決める 首位独走の状態、12試合負けなしで勝ち点76 6試合を残して2位以内が確定「日に日によくなっている」

  • 大宮―福島 前半32分、先制ゴールを決めた浦上(右)がチームメートと喜ぶ

    大宮―福島 前半32分、先制ゴールを決めた浦上(右)がチームメートと喜ぶ

  • 大宮―福島 前半32分、先制ゴールを決めた浦上(右)がチームメートと喜ぶ

(第32節最終日、13日・NACK5スタジアム大宮ほか)

 5試合が行われ、首位の大宮が1年でのJ2復帰を決めた。大宮はホームで福島を3―2で退け、12試合負けなしで勝ち点76として6試合を残して2位以内を確定させた。前半32分に浦上が先制点。1―1の同追加タイムに泉のゴールで勝ち越し、後半12分に石川が追加点を奪った。

 強度の高いプレスから攻撃を仕掛け、計16本のシュートを放った大宮が3―2で福島との打ち合いを制した。

 大宮は前半32分にDF浦上が先制点を挙げた。1―1の前半追加タイムにはMF茂木のクロスからMF泉が右足を振り抜いて勝ち越しに成功。後半になっても攻撃を緩めることなく、同12分にFW石川がチーム3点目のネットを揺らした。

■泉、ドリブルで決定機演出

 左サイドからの仕掛けで相手の脅威となった。序盤から得意のドリブルで決定機を演出すると、1―1の前半追加タイムに自ら勝ち越し点を奪った。「積極的にエリア内に入ることを意識している」と茂木のクロスからゴール前のこぼれ球に右足を振り抜いた。

 今季から自身初のウイングバックを担う。持ち味の攻撃的なスタイルに加えて強い守備強度を求められ、葛藤する時間が多かった。「今日のようなプレーができたらいい。日に日によくなっている」と実感を込めた。
 

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