埼玉新聞

 

能登の漁業「二重被災」で苦境 11月のズワイガニ解禁控え

  •  地震で被災し、地面がひび割れたままの輪島港=3日、石川県輪島市

     地震で被災し、地面がひび割れたままの輪島港=3日、石川県輪島市

  •  地震で被災し、地面がひび割れたままの輪島港=3日、石川県輪島市

 能登半島地震で海底隆起などの甚大な被害を受けた石川県の漁業は、記録的豪雨による「二重被災」で苦境が続いている。地震前は半島有数の水揚げを誇った輪島市の輪島港も、豪雨で港内の一部区域に土砂や木が流れ込んで水深が浅くなっており、国土交通省などが応急復旧を進める。11月には主力のズワイガニ漁が解禁されるが、現場からは「例年通りの操業ができるか分からない」と不安の声が上がる。

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