嵐山町越畑の里山にある金泉寺(塚本智雄住職)のシンボルで、樹齢300年を超えると推定される「大イチョウ」(町指定天然記念物)が黄色に染まり、訪れた人たちの目を楽しませている。
同寺は「あじさい寺」として知られるが、ツツジやヤマユリ、ダリアなどの花が四季折々に彩る「花寺」でもある。その境内にあるのが高さ30メートルを超える大イチョウ。江戸中期の正徳年間(1711~16年)、同寺が東方の山上から同所に移転した際、「風除け」にするため植樹したと伝わる。
現在は夜間のライトアップをしており、イチョウの「黄葉」は「1週間ほどは楽しめそうだ」という。