立憲民主党の野田佳彦代表は17日、自民党派閥裏金事件に関係した旧安倍派の前議員が出馬した選挙区に入り「利権まみれ、金権まみれの自民党政治にピリオドを打つ」と訴えた。15日の衆院選公示後、「裏金選挙区」に連日入って自民批判を展開している。
一方、自民の河野太郎前デジタル相は千葉県市川市で「経済の好循環を続けていくのか、野党政権時のデフレに戻すのかが問われている」と訴え、与党への支持拡大を呼びかけた。
野田氏は千葉市で「立民に政権をお預けいただきたい。政権交代こそが最大の政治改革だ」と強調。「明日の政治は皆さんの1票で変えることができる」と力説した。