横浜市青葉区の住宅で住人の後藤寛治さん(75)が殺害された強盗殺人事件で、遺体は複数箇所が骨折していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警は鈍器で激しく体を殴られた疑いが強いとみて調べる。首都圏で相次ぐ強盗事件を受け、警視庁と埼玉、千葉、神奈川の3県警は18日に合同捜査本部を設置し、闇バイトを実行役とする犯罪グループの実態解明を急ぐ。
神奈川県警は17日夜、後藤さんの死因を全身打撲による失血死と発表。死亡推定日は15日ごろと明らかにした。室内が物色され、約20万円がなくなっていることなどから青葉署に特別捜査本部を設置した。