【サンパウロ共同】キューバ全土で17~18日に大規模な停電があり、各地の学校が休校になるなど影響が広がった。発電所の故障や燃料不足が原因。国内外のメディアが18日に報じた。
政府は国民に節電を呼びかけ、ディアスカネル大統領はX(旧ツイッター)で停電解消が優先課題だと強調し「復旧まで休む暇はない」と述べた。政府はハリケーンの影響で船が燃料を発電所に輸送できなかったことが燃料不足につながったとみている。
キューバでは発電設備の老朽化や燃料不足で以前から停電が頻発。政府は米国の経済制裁で燃料輸入が妨げられていると主張している。