茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で、丸々とした形が特徴的な一年草「コキア」(ほうき草)の紅葉が見頃を迎えている。19日も多くの観光客が公園を訪れ、丘を鮮やかに染める約4万本のコキアを楽しんだ。見頃は1週間程度続く見込み。
公園管理センターによると、10月に入ってからも気温の高い日が続き、見頃が当初の予想より遅れた。センターの服部哲郎さん(46)は取材に「昨年より本数を増やして見応えがある。色の変化を楽しんでほしい」と話した。
神奈川県横須賀市から来た会社員石渡吾郎さん(46)と妻恵里子さん(39)は「壮大な景色でとてもきれい」と笑顔を見せた。