埼玉新聞

 

宿泊施設の被災情報一元化 観光庁、2次避難にも活用

  •  能登半島地震で被災した旅館から、ぬれた畳を運び出すボランティア=2月、石川県輪島市

     能登半島地震で被災した旅館から、ぬれた畳を運び出すボランティア=2月、石川県輪島市

  •  能登半島地震で被災した旅館から、ぬれた畳を運び出すボランティア=2月、石川県輪島市

 観光庁は、災害時にホテル、旅館の被害が一元的に分かるシステムの構築を後押しする。現在は業界団体が個別に確認しており、全体の状況を把握できるまで時間と手間がかかっている。施設側がオンラインで被害を申告し、国や自治体、業界団体がリアルタイムで確認できるようにして、早期復旧に生かす。通信障害発生時の対応といった課題を検証し、来年春にも運用開始を目指す。

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