【キーウ共同】英国防省は19日、ロシア軍がウクライナ東部ハリコフ州の要衝クピャンスクの20キロ付近に迫っている可能性が高いとの分析を発表した。クピャンスクは州都ハリコフや同州イジュムにつながる幹線道路が集まる。ウクライナ軍が2022年9月に奪還したが、再び制圧される恐れがある。
東部ドネツク州ではロシア軍が集落ゾリャネを制圧。ロシア国防省が19日発表した。州都ドネツクの西方約30キロ圏の集落の制圧発表が続いている。
ロシアでは、西部ブリャンスク州にある軍事用の小型電子製品の工場で火災が発生している映像が19日、インターネットで拡散した。工場が攻撃を受けたとみられる。