狭山市選挙管理委員会は20日、市役所内の衆院選期日前投票所で、投票用紙を誤って重複して交付した可能性があると発表した。二重投票があった場合、公職選挙法に基づき有効票として扱う。
同選管によると、19日午後8時5分ごろ、期日前投票の終了後、投票用紙の残り枚数を確認。小選挙区の投票用紙が1枚足りないことが分かった。職員が1人に2枚交付したとみられるが、紛失や当日の投票開始から1枚足りなかった可能性もあるという。
比例代表と国民審査の投票用紙は問題なかった。同選管は「手順を見直し、投票用紙の交付に十分注意するよう周知し、再発防止に努める」と話している。