【ワシントン共同】米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領を支援する実業家イーロン・マスク氏は20日までに、激戦州でトランプ氏の主張を支持する文書に署名した有権者のうち毎日1人に100万ドル(約1億5千万円)の報奨金を出すと発表した。トランプ氏を後押しする狙いだが、民主党関係者からはばらまきだと批判の声が上がっている。
マスク氏は激戦州で言論の自由や銃所持の自由を支持する文書に署名する有権者を紹介した人に47ドルを配る活動を始め、激戦州のうち最も人口が多い東部ペンシルベニア州では100ドルに増額した。この署名者のうち毎日1人に100万ドルを提供するという。