北海道小樽市の住宅で小学校低学年の女児が腹部を蹴られるなどして死亡した事件で、逮捕された40代の母親が「死亡した日の朝に娘と口論になった」との趣旨の供述をしていることが21日、捜査関係者への取材で分かった。道警は、口論の際に母親が暴行したとみて調べる。20日に容疑を傷害から傷害致死に切り替え送検した。
道警によると、女児の体には腹部以外にも複数のあざがあり、日常的に暴行を受けていた可能性がある。
近隣住民によると、この住宅には女児を含め5人の子どもが住んでおり、女児だけが夫の連れ子だった。母親は女児の育児に悩んでいたという。