吉川のおいしいものぜひ ナマズコーラやナマズロール、市の特産品が一堂に 埼玉・吉川のイオンでフェア
2021/12/04/00:00
吉川市のイオン吉川美南店で5日まで、市の特産品を集めた即売会「吉川フェア」が行われている。市名物のナマズにちなんだ関連商品や新鮮野菜など23事業者が出店し、吉川の美味が一堂に集結する。
昨年から始まり今回3回目。市内農家や商業者が約70品目を持ち寄った。
吉川市は県内唯一の夏ねぎ指定産地だが、冬場のこの時期もお薦め。市商工課によると夏場と同じく巻きがしっかりして煮崩れしなく、鍋に入れても最適だという。同課は「甘みが良く、一年を通して味わえる」と太鼓判を押す。
コメ農家の石川昌良さん(36)はコシヒカリなど4種を販売し、値段も全て2キロ800円(税込み)。「吉川は昔からコメ作りが盛んな地域。お手頃なので食感と味を堪能して」とアピールする。「二合半堂まつざわ煎餅」は特別栽培米「古代米」などを使った菓子「よしかわチップス」を並べ、おかみの松沢鈴子さん(64)は「吉川のコメをこの機会にPRしたい」と法被姿で販売していた。
名物ナマズにちなんだ商品も。「ナマズコーラ」は乾燥させたナマズを粉末にして入れ、強炭酸が特徴。「ナマズロール」はフライを酢飯で巻いたもの。
イオン吉川美南店の関戸克巳店長(55)は「出展者の熱意がすごく、いつも大反響の催し。吉川のおいしいものがそろっているので、ぜひ足を運んでほしい」と話している。
期間中に千円以上のレシート1枚につき1回、抽選で市特産品詰め合わせや地場野菜セットなどが当たるイベントを実施中(景品の数に限りあり)。フェアは午前9時~午後9時まで(5日は午後6時ごろまで)。