埼玉新聞

 

城島茂さん、小嶋花梨さん、石田千穂さんら詐欺被害の防止訴え さいたまで活動「家族ぐるみで守って」

  • 詐欺に遭わないよう呼び掛ける(左から)城島茂さん、小嶋花梨さん、石田千穂さん=3日午後4時17分、さいたま市浦和区高砂

 急増する還付金詐欺を防ごうと、さいたま市浦和区で3日、著名人によるプロジェクトチーム「SOS47」(ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~)特別防犯支援官の城島茂さん(TOKIO)、小嶋花梨さん(NMB48)、石田千穂さん(STU48)が被害防止の啓発活動を行った。

 キャンペーンでは、現金自動預払機(ATM)のある、区内の埼玉りそな銀行浦和駅前出張所前で、城島さんらが市民にチラシを配りながら詐欺に注意するよう呼び掛けた。また、浦和署浦和駅前交番に訪問し署員らを激励した。

 県警生活安全総務課によると、10月末時点での県内の特殊詐欺被害件数は877件(前年比44件増)。うちオレオレ詐欺は356件(同58件増)、還付金詐欺は191件(同87件増)を占め、還付金詐欺が急増している。

 埼玉県出身の小嶋さんは「自分自身もATMを利用する際は周りを見たいと思う」、石田さんは「家族の絆が大事だと思う」と語った。

 城島さんは「少しでもお力添えができればと思って活動している。年齢関係なく自分のことのように思って家族ぐるみで守ってほしい」と呼び掛けた。

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