自宅で飼っていた犬の管理を怠り、逃げ出して通行人にかみついてけがを負わせたとして、愛知県警新城署は21日、重過失傷害の疑いで、ブラジル国籍の自営業デ・ソウザ・マテウス・エンリッケ・タガタ容疑者(24)=同県新城市富沢=を逮捕した。
署によると、容疑者は闘犬として知られるアメリカンピットブルテリア系統の犬を2匹飼育。以前から脱走を繰り返し、新城市から防止措置を取るよう指導されていた。
逮捕容疑は9月17日、ひもなどでつないだり、自宅の門扉を施錠したりといった注意義務を怠ったために犬が逃げ出し、通行人の男性(68)の左手をかんで、1カ月程度のけがを負わせた疑い。