【モスクワ、キーウ共同】ロシアのペスコフ大統領報道官は21日、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するため、兵士をロシア極東に移動させたとの韓国情報機関の発表について「韓国があることを言えば、米国防総省はその確認が取れないと言う。多くの矛盾した情報があり、そうしたものとして扱うべきだ」と述べ、確認を避けた。
ペスコフ氏はまた、北朝鮮兵に関する質問は国防省にするように求めた。
一方、ウクライナの情報機関筋は21日、ウクライナ国境近くのロシア領の拠点から脱走したとされる北朝鮮兵18人について、脱走から2日後にロシア側に拘束されたと共同通信に明らかにした。