カード渡すなックパン、飲酒運転ダメロンパン…シール張ったパンで訴え 埼玉・東松山署、市民らに配布
2021/12/05/00:00
東松山署は、東松山市あずま町で「冬の交通事故防止・年末年始特別警戒取り締まり出陣式」を開き、交通安全や犯罪防止などを訴えた。
東松山地区防犯協会、同交通安全協会などの関係者ら計約200人が参加。円谷庄二署長と森田光一市長があいさつし、交通安全・犯罪防止祈願パンの寄贈、防犯・交通安全宣言、署員巡閲などが行われた後、パトカーが街頭に出発して交通安全と犯罪防止を呼び掛けた。
敷島製パン埼玉工場が寄贈した「交通安全・犯罪防止祈願パン」が会場を訪れた市民らに配布された。パンは署員が考案した「手を挙げて渡ろう 横断歩道パイ」「飲酒運転 ダメロンパン」「現金もカードも渡 すなックパン」「みんなで見守り パトロールパン」「安全・安心 Wあんパン」のシールが張られた5種類。
ユニークな試みに、受け取った市民からは「シールは冷蔵庫に貼り付けておきます」「横断歩道パイは子どもと一緒に頂き、横断歩道を渡る時は親子でしっかり手を挙げて渡ります」「飲酒運転ダメロンパンは、お酒好きの祖父にプレゼントします」と好評の声が上がった。