【北京共同】北朝鮮メディアは22日、金正恩朝鮮労働党総書記が21日に北部慈江道を訪れ、7月下旬に起きた洪水被害の復旧作業を視察したと報じた。金氏は住宅再建の施工段階で問題があったとし対策を指示。建設工事の期限を11月初旬から12月初旬に延長することを決めた。
慈江道の住宅再建は短期間で進められ、既に新しい住宅街の外観が整い、内装工事の仕上げの段階にあるという。施工時の問題が何かは不明だが、金氏は一部で建築物の質を軽視する動きがあると指摘した。
洪水は北部の広い範囲で起きたが、人命被害の規模など詳細は伝えられていない。