【モスクワ共同】ロシアの政権与党「統一ロシア」のスベトラーナ・ラズボロトネワ下院議員は22日までに、ロシア国内で「火葬場が逼迫している」と述べ、民間業者が火葬施設の設置に参入できない現行法を改正すべきだと訴えた。連邦議会の機関紙「議会新聞」が報じた。
ロシアでは今も土葬が主流。議員の指摘が2022年2月に始めたウクライナ侵攻でロシア兵の戦死者が増え続けていることと関連があるのかどうかは明らかでない。
下院の建設・公共事業委員会で副委員長を務めるラズボロトネワ氏は、火葬場1カ所当たりの人口は500万人で、日本や米国、英国に比べて格段に少ないと語った。