【ワシントン共同】米誌アトランティック電子版は22日、トランプ前大統領が在任中、ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーの名前を挙げ「彼の周囲にいたような完全に忠実な将軍が必要だ」と述べたと報じた。任期が終わりに近づくにつれ、独裁への興味を強めていたという。
トランプ政権で国土安全保障長官や大統領首席補佐官を歴任したジョン・ケリー元海兵隊大将が同誌に証言した。ケリー氏はトランプ氏に「なぜドイツの将軍のようになれないのか」と尋ねられ「鉄血宰相ビスマルクの将軍ですか。ドイツ皇帝ですか。まさかヒトラーではないですよね」と問い返した。トランプ氏は「ヒトラーだ」と応じたという