埼玉新聞

 

耐震工事の6割、優先度に問題 緊急路橋は354落下恐れ

  •  落下防止工事を実施した鹿児島県鹿屋市の田崎大橋(会計検査院提供)

     落下防止工事を実施した鹿児島県鹿屋市の田崎大橋(会計検査院提供)

  •  落下防止工事を実施した鹿児島県鹿屋市の田崎大橋(会計検査院提供)

 国土交通省や自治体が実施した緊急輸送道路上の橋の耐震化工事のうち、約6割で優先度が考慮されず、地震時に損傷の恐れがある橋が後回しにされるなど問題があったことが23日、会計検査院の調査で分かった。また、4県2市を抽出して調べたところ、地震で落下の恐れがある橋が354あったことも判明した。

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