埼玉新聞

 

長崎の中学生、教皇に謁見 400年前の少年使節再現

  •  バチカンでローマ教皇フランシスコ(右手前)と握手する長崎県南島原市の中学生ら=23日((C)Vatican Media提供・共同)

     バチカンでローマ教皇フランシスコ(右手前)と握手する長崎県南島原市の中学生ら=23日((C)Vatican Media提供・共同)

  •  ローマ教皇フランシスコの一般謁見に参列後、写真に納まる長崎県南島原市の中学生ら=23日、バチカン(共同)

     ローマ教皇フランシスコの一般謁見に参列後、写真に納まる長崎県南島原市の中学生ら=23日、バチカン(共同)

  •  バチカンでローマ教皇フランシスコ(右手前)と握手する長崎県南島原市の中学生ら=23日((C)Vatican Media提供・共同)
  •  ローマ教皇フランシスコの一般謁見に参列後、写真に納まる長崎県南島原市の中学生ら=23日、バチカン(共同)

 【ローマ共同】長崎県南島原市の中学生4人が23日、バチカンでローマ教皇フランシスコの一般謁見に参列した。南島原市は約440年前に日本人として初めてローマ教皇に謁見した天正遣欧少年使節を再現しようと、2012年から中学生らをバチカンなどに派遣。新型コロナウイルス禍の影響もあり、今回は5年ぶりの派遣だった。

 中学生らはサンピエトロ広場での一般謁見に裃姿で参列し、教皇と対面した。日本から来たことを伝えると、教皇は笑顔で応じたという。

 天正遣欧少年使節は、1582年にキリシタン大名の大友宗麟らの名代としてローマに派遣された少年4人を中心とする使節団。

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