【モスクワ共同】ロシア国防省軍事政治総局のアラウジノフ副局長は23日までに、8月上旬からウクライナ軍の越境攻撃を受けるロシア西部クルスク州で、殺人や強姦などロシア兵による犯罪187件が現地当局に確認されていると述べた。ロシア人軍事ブロガーのインタビューに答えた。
ロシア独立系メディア「メドゥーザ」によると、ロシア政府は同州でのロシア兵の犯罪について公式に発表していない。
アラウジノフ氏はロシア南部チェチェン共和国の特殊部隊「アフマト」の司令官も務め、8月6日の越境攻撃開始以降、クルスク州でのウクライナ兵掃討作戦に参加している。