埼玉新聞

 

西武新宿線で人身事故、自殺か 新狭山駅で女性が飛び降り、列車にひかれ死亡 急ブレーキ間に合わず/狭山

  • 駅構内で女性がひかれ死亡

 22日午後6時50分ごろ、西武新宿線新狭山駅構内で、狭山市の職業不詳女性(44)が同線西武新宿発本川越行き下り急行列車(10両編成)にひかれ、全身を強く打って死亡した。

 狭山署によると、同列車が同駅に進入する際、ホームから線路上に飛び降りる女性を運転士が目撃。急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。女性の所持品から遺書らしいメモが見つかった。現場の状況などから、同署は自殺の可能性が高いとみて調べている。

 西武鉄道によると、同線は同日午後7時50分ごろまで、新所沢―本川越駅間で運転を見合わせた。後続列車は上下18本が運休、上下19本が最大58分遅れ、乗客約1万5千人に影響が出た。

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