【ワシントン共同】米司法省は、実業家イーロン・マスク氏が設立した共和党大統領候補のトランプ前大統領を支援する団体が、トランプ氏の主張を支持する文書に署名した有権者のうち、毎日1人に100万ドル(約1億5千万円)を配っている報奨金について、連邦法違反の疑いがあると書面で警告した。複数の米メディアが23日報じた。
連邦法は登録有権者に現金を配ることを禁止しており、報奨金を配布する対象が有権者であることが法に抵触する可能性があるという。マスク氏は大統領選でトランプ氏を後押しする狙いだが、民主党関係者からは違法性を指摘する声が上がっていた。