全国の大学生約580人が中心のNPO法人「ドットジェイピー」が、街頭で投票所の方向を矢印で示す「投票所はあっち→プロジェクト」に取り組んでいる。27日投開票の衆院選の投票率アップに向け、北九州支部の大学3年清水駿さん(20)は「会場が分からないから投票に行かないという人を減らし、投票しやすい雰囲気をつくりたい」と話す。
「区役所で期日前投票しましょう!」。21日、大学生9人が北九州市小倉北区の商店街で、買い物客らに呼びかけた。手にしたカラフルな矢印には「1億分の1票。まず1歩」「手ぶらで投票できます」などのメッセージを記した。