【衆院選 終盤情勢】埼玉2区 自民新藤が先行、立民松浦、維新高橋ら追う
2024/10/24/19:31
埼玉新聞社は24日、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。(敬称略)
■埼玉2区の立候補者
奥田智子 55 共 新
高橋英明 61☆維 前(1)
新藤義孝 66☆自 前(8)
津村大作 50 諸 新
松浦玄嗣 52☆立 新
自民新藤が先行する。立民松浦と維新高橋らが追う。
経済再生担当相などを務め9選を目指す新藤は、川口市長や自民、公明の県議、市議の幅広い後押しを受け選挙戦を優位に進める。朝の駅頭、各地での個人演説会を小まめに行い、さらなる支持拡大を図る。
追い上げを図る歯科医師の松浦は、駅頭のほかスーパーや量販店前などを中心に演説し、浸透を図る。ユーチューブやティックトックなどの動画サイトも駆使し、幅広い世代へ訴える。
前回は比例北関東で議席を得た高橋は20、30代の高い支持率を各世代に広げたい考え。公示前日には党幹事長の藤田文武が応援で選挙区に入った。
共産奥田は駅頭、街頭での訴え、選挙カーでは自らがマイクを手に政策を訴える。女性の支持が高く、選挙区唯一の女性候補として支持拡大を目指す。
不動産業の諸派津村は独自の戦い。仮放免制度の廃止などを訴えている。
※掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の10月27日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、立憲民主党=立、公明党=公、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、社会民主党=社、参政党=参、みんなでつくる党=み、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。(数字)は当選回数。(いずれも埼玉新聞調べ)